ツーリングトーク バイク談義

オフロードバイクの整備とツーリングキャンプのノウハウ

美味しい食事

美味しい食事

美味しい食事

北海道ツーリングの魅力の一つが、北海道でしか味わうことの出来ない食べ物です。
ホタテ、毛ガニ、タラバガニ、花咲ガニ、ホッキ貝などの海の幸、ジャガイモや玉ねぎなどの農作物、牛乳とソフトクリームなどの乳加工品、等々。

外食にするか自炊で済ませるか、どちらにするにしても美味しいものを食べながらのツーリングは至福の旅になります。

ししゃもの刺身

更新日:2012/07/02 

道央の鵡川の海岸線にししゃもを売るお店が並んでいます。
日高本線に沿ったこの国道は、襟裳岬に通じていて、黄金道路を経て十勝平野に抜けられるので、景観の美しいこともあって、ツーリングライダーに人気の道です。

ししゃもの干物(正確には別種のししゃも、最近では「樺太ししゃも」とパッケージに書かれています)は東京のスーパでもどこでも手に入りますが、本当のししゃもは北海道でも、この鵡川と周辺でしか手に入りません。漁獲高が少ない上に、鮮度を維持するのが難しいからです。

ししゃもの刺身

アイスクリーム

更新日:2012/06/29 

北海道の味覚の中で、最も手軽に食べられるものと言えばアイスクリームでしょう。

北海道に着いたら、近くのセイコーマートに行き、100円のソフトクリームを買って食べてみると、おいしさに驚くはずです。ちょっと奮発して150円のソフトクリームを買うと驚きは更に大きくなるはずです。

ソフトクリームが美味しいのは原材料の牛乳が美味しいからです。

アイスクリーム

イカ刺し

更新日:2012/07/02 

わたしはイカの刺身が子供の頃からの好物だったのですが、北海道で本当に美味しい半透明のイカ刺しを食べて以来、東京など関東地方のイカ刺しは食べたいとは思わなくなりました。

出来れば、早朝に水揚げされたイカが手に入れるのが良いのですが、スーパーなどで売られているイカは前日の水揚げです。それでも美味です。
イカ刺しは、全道、どこででも手に入り、どの土地のイカも高い鮮度です。港町で漁港の紋別のスーパーよりも、内陸に旭川のスーパーのイカ刺しの方が美味しかったりすることもあります。これは、北海道の海産物の流通経路が関係しているのかも知れません。大都市に、まず、魚介類が集積されるのです。北陸名物のマツバガニを食べようと民宿に泊まったら、一度築地を経たマツバガニを出されるという話と同じです。

このため、イカ刺しは、どこで買って食べても美味しいです。

イカ刺し

ウニ

更新日:2012/06/28 

北海道を代表する海の味覚がウニです。

わたしは、天売島でウニを食べるまでウニは苦くて臭いので大嫌いでした。

北海道でも札幌や北見や函館と言ったウニの水揚げと関係のない街で食べるウニは、やはり不味く感じます。
ウニのおいしさの第一条件は鮮度とよく分かります。

つまり、北海道を旅した人しか、新鮮なウニを食することが出来ないと言うことです。
北海道を走るなら、是非ウニを賞味ください。味覚革命が必ず起こります。

ウニ

カレイ(オヒョウ)

更新日:2012/07/02 

2003年7月、サロマ湖のキムアネップ岬のキャンプ場で野営をしていた時、地元の人か、オートキャンパーか忘れましたが、釣りをしていてカレイを数枚釣り上げていました。
水道でさばいていました。
もっとも、木っ端カレイと釣り人に呼ばれる手のひらサイズの小さなカレイだったので、唐揚げくらいにしか調理のしようは無かったでしょう。どの様に食べたかまでは、興味もなかったので見ていません。

在道中、親しくなった紋別の魚屋さんで、毎週、お薦めの魚を買って食べていました。
1kg前後の大きなカレイが秋も深まると店頭に並びます。肉厚のカレイです。

カレイは五枚おろしが出来ないとさばけないので、誰でも調理できる魚ではないのですが、昔、魚釣りに凝っていた頃、大洗沖のヒラメを良く釣っては、五枚にさばいて刺身にして食べていたので、カレイをさばくのも戸惑うことなく出来ました。

カレイ(オヒョウ)

サンマ

北海道ならではのサンマの刺身

更新日:2012/06/27 

北海道はサンマの産地です。根室港が主な水揚げの港です。

北海道のスーパーで焼き魚用として売られているサンマがありますが、このサンマ、東京で“刺身のサンマ”として売られているサンマよりも鮮度は高いようです。わたしは在道中に、よくこのサンマを買ってきては三枚に下ろして刺身にして食べていました。一度もあたったことはありません。味も東京で食べる刺身よりも美味しいです。

ツーリングシーズンの夏はサンマの旬ではないですが、もし秋に北海道を旅する機会があれば、是非サンマの刺身を賞味ください。

サンマ

ジャガイモ

更新日:2012/06/29 

ジャガイモ
北海道は葉物野菜の値段が高い土地なので、晩秋になるとキャベツやレタスなどは300円を越えた値段が付くので手が出ません。
これは、葉物野菜が冬、北海道では採れないからです。

その代わり、玉ねぎやニンジンやジャガイモは地産のものが出回るので、とても安く手に入ります。
北海道に住んでいると当たり前に食べているジャガイモですが、東京で買うと、たとえ北海道産と書かれているジャガイモでもひどく不味く感じます。
鮮度が違うのか、理由は不明です。
産地を偽装しているわけでは無いと思うのですが、今の日本では、何が行われていても不思議はありません。

北海道を旅していれば、そこで手に入る野菜はまず間違いなく道産のものです。安心して美味しく食べられます。

ジャガイモ

ジンギスカン

更新日:2012/07/02 

北海道と言えばジンギスカン。どんな小さな街のスーパーでも、棚の一角にはジンギスカンコーナーが設けられていて、「ジン、ジン、ジンギスカン、ジキジキジンギスカン」の音楽を流しています。
品揃えが豊富で、ラムジンギスカンや富良野ジンギスカンなど、色とりどりのパッケージが並んでいます。

わたしは小さなフライパンを持ってツーリングをするので、ジンギスカンも良く調理して食べています。
野菜はもやしが一番。

ジンギスカン

ホタテ貝

ホタテ貝の刺身

更新日:2012/06/22 

北海道をツーリングで訪れたら、ぜひ食べて貰いたいのがホタテ貝の刺身です。

わたしは北海道のホタテ貝の刺身を食べるまでは、ホタテ貝の刺身とはなんと不味いものかと思っていました。東京で手に入るホタテ貝とは種類がこのなるのではと思うほど味が違います。

調味料はワサビとしょう油です。ワサビもしょう油も小さなパックの製品が売られているので、ツーリングに持ち歩いても邪魔になることは無いでしょう。ポケットにでも入れておけば良いです。

ホタテ貝

ホッケの干物

北海道随一の味覚かも?

更新日:2012/06/26 

東京と北海道で売られている海産物の中で、最も味の違うのがホッケの干物かも知れません。

東京で手に入るホッケの干物は、大抵はホッケではなくシマホッケなど別な魚の干物です。希に、「北海道産ホッケの干物」と書かれているので喜んで買ってくるのですが、不味くて食べるに値しないものです。それでいて、北海道で売られているホッケの干物よりも価格は高いのです。

近所のスーパーの開店の時には山積みになっている「ホッケの干物」が夜の閉店の前にはほとんど無くなっているので、売れていることは分かるのですが北海道産ホッケの干物を一度でも食べた経験があれば、あの干物は食べられないはずです。

ホッケの干物

北海シマエビ

更新日:2012/07/02 

主に野付半島の内海(野付湾)で採れるエビです。
野付湾は水深がとても浅い上に藻が繁殖しているので、エンジンとスクリューで動く漁船が使えないので、帆掛け船が網を張って漁をしていたと思います。

産地で旬の食材が手に入らないのは、北海道の小さな街の共通の傾向です。
野付半島と周辺の漁村では、北海シマエビは売られていないようです。

北海シマエビ

大甘エビ

更新日:2012/07/02 

あえて「大甘エビ」としたのは、天売島(てうり)と焼尻島(やぎしり)の甘エビが一般に売られている甘エビの倍くらいの大きさがある上に、大変に美味しいからです。

天売島と焼尻島の沖合で採れる甘エビですが、島に渡らなくても苫前や羽幌の食堂でも食べることが出来ます。

大甘エビ

牛乳と乳製品、クリームシチュー

更新日:2012/07/02 

北海道で売られている、ナショナルブランドでない牛乳は、東京で売られている牛乳よりも美味しいと言う事をご存じでしょうか。

手軽に手に入る、セイコーマートブランドの牛乳が代表的なものです。

北海道に在住中は、調理にも使っていたので台所の棚に牛乳を欠かしたことは無かったのですが、東京に住むようになると不味い牛乳しか手に入らなくなったので、牛乳はほとんど飲まなくなりました。ホワイトソースを作る時に、希に買うくらいです。

牛乳と乳製品、クリームシチュー

北海道の蟹

更新日:2012/06/22 

「北海道の味覚は?」と聞かれれば、多くの人が蟹と答えるでしょう。
思い浮かべる“北海道の蟹”はいくつもあります。

北海道でしか捕れない蟹は毛ガニ、花咲ガニ、タラバガニがあります。
ズワイガニはマツバガニとか越前ガニとか呼ばれて日本の各地で捕られますが、北海道でも沢山捕られています。

オホーツク海の街の紋別が水揚げ高が多いので有名で、街の東の外れにあるモベツ川の河口付近には、巨大なズワイガニの爪のオブジェがあります。

鮭とイクラ

更新日:2012/07/02 

北海道でも、秋を除くと、道産のイクラや鮭は手に入りづらくなりました。
大抵のスーパーで売られているイクラや鮭は、ロシア産です。
もっとも鮭は回遊魚なので、日本産でもロシア産でも、味に違いはありません。

価格は東京の半分以下ですから、イクラをどんぶり一杯に盛りつけたイクラ丼もリーズナブルな価格で食べられます。ご飯よりもイクラの方が多いと言うイクラ丼の食堂もあるくらいです。
ちゃんちゃん焼きなど、鮭を使った北海道の郷土料理も、とほ宿や食堂で手軽に食べられます。

ツーリングシーズンの夏には手に入りませんが、もし秋に旅をするなら、地元の人が釣り上げた鮭が手に入るかも知れません。
在道中、知り合った人に、雌の鮭を1尾、貰った事があります。
1m近い大きな鮭でした。
わたしは大抵の魚はさばけるのですが、こんなに大きな魚は初めてです。

鮭とイクラ

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