ツーリングトーク バイク談義

オートバイの整備とキャンプのノウハウ

北海道の気候と服装と装備

北海道の気候と服装と装備

北海道の夏は寒い。初めて走るライダーには知られていない事です。夏でも10度前後まで下がることが珍しくありません。北海道の夏は暑い。ベテランライダーが以外に知らない事実です。防寒しながら防暑するのが北海道ツーリングの難しさで有り、準備段階の楽しさでもあります。

寒い夏の話
夏の天気予報の最高気温を見ていると、札幌や函館の気温が以外に高く、仙台や秋田を上回っていることも良くあるので、北海道の夏が寒いというと驚かれるかもしれません。しかし、気温が高いのは函館市を中心とした道南地方と、札幌市を中心とした道央地方だけです。
広大な大地の広がる北海道ツーリングの核心部分の旭川市から稚内市にかけての道北地方や、北見市から根室市、釧路市、帯広市にかけての道東地方は25℃を上回る夏日となれば暑い方です。真夏日の30℃を超える日は、道北や道東では一月に数えるほどしかありません。
雨が降ったりすると、日中でも気温は上がらず、12度から16℃程度が一日の最高気温という日もあります。
日中のライディングの服装にウィンタージャケットが欲しくなります。。

夏の日の最低気温は、道北地方や道東地方では、晴れていると放射冷却で10度を下回ることもあります。
また、雨が降ったりしても気温が上がらず寒い思いをします。
朝晩の冷え込みに備えて、フリースのジャケットや厚手のウールの靴下などが欲しくなるでしょう。

暑い夏の話
寒い話の次は暑い話です。
夏の北海道のオホーツク海沿岸と太平洋岸沿岸では、希にフェーン現象が発生して、猛烈な暑さとなります。フェーン現象が発生すると、日中の最高気温が35度を越えることもあります。例えば2014年6月3日の十勝地方では37.8度を記録しています。

北海道の四季
北海道のツーリングシーズンは、日本人の夏休みに合わせた様な7月中旬から8月中旬にかけての一ヶ月間です。全道の道路が雪と氷に覆われてしまう冬のツーリングは無理として、春や秋の季節はどうなのでしょうか。北海道以外の地方では、ツーリングに適した季節は寒くなく暑くない5月のゴールデンウィークや秋の紅葉の季節です。
北海道にも春と秋は訪れますが、春の訪れは遅く、秋は駆け足で去って行きます。
道北や道東では4月に入っても猛烈な吹雪となる日がありますし、5月、桜も散った頃にどか雪が降ることもあります。
9月に入るとすぐに大雪山で日本一早い紅葉が見られ、10月に入ると人の住む平野部でも初雪の便りが聞かれます。10月下旬となると、林道や標高の高い峠越えルートは積雪でオートバイでは通れなくなることもあります。

北海道の初夏の気候(6月から7月中旬)の服装と装備

更新日:2014/09/15 

6月の北海道の天候は安定していて、晴れの日が多くなります。梅雨の日本で北海道だけ晴れています。乾いた空気の中を走るので最も北海道を満喫できる季節です。7月の北海道は蝦夷梅雨の言葉がある様に、雨の日が多くなります。週に2、3日が雨でも珍しくありません。

6月の気温は5月に比べると高くなります。当然ツーリングに適した暖かい日が多くなります。
しかし、最高気温が25℃を越えるの夏日は10日に1日くらいしかないので、雲一つ無い晴天でも最高気温が20℃以下の日の方が多いくらいです。
希にですが、知床などの寒冷な地で雪が舞うことがあります(2005年6月)。

雨が降っていると気温は上がりません。一日の最高気温が10℃以下ということもありますから、しっかりとした防寒対策が必要です。

7月の晴れた日は、6月に比べて気温は高くなり25℃を越える夏日も多くなります。希にフェーン現象が発生して30℃を越える日もあります。2007年のある日には、紋別郡滝上町が日本でもっとも高い気温を記録ました。

写真は2007/7/10の大雪山のお花畑です。日本最大の規模と言われるトムラウシ山系の五色岳のお花畑です。奥に見える出っ張りが忠別岳です。

7月も10日を過ぎると、標高2000m級の大雪山の雪もだいぶ融けてきます。
平野部や峠、林道の雪もほとんど無くなってることが分かりますが、道北の函岳の山頂に通じる林道など、7月中旬まで残雪のために通行止めとなっている道があります。

北海道の初夏の気候(6月から7月中旬)の服装と装備

北海道の初秋の気候(8月下旬から9月一杯)と服装と装備

更新日:2014/09/15 

北海道では、8月下旬から9月一杯が初秋でしょう。8月もお盆を終えて、20日を過ぎると朝晩の冷え込みが肌身にしみてきます。8/20を過ぎると夏用の服装や装備でのツーリングは厳しくなります。オートバイツーリングを楽しいと感じるのは9月まででしょう。

9月に入るとすぐに大雪山の紅葉が始まります。9/5から9/20頃が大雪山の登山道では、紅葉が見頃となります。そして9月20日頃には初雪があり、9月25日頃には初冠雪が見られます。10月に入ると大雪山に登るのには冬山登山の装備が必要となります。そして、大雪山が雪に覆われる頃から、平野部の紅葉が始まります。

写真は2006/9/26の大雪山緑岳です。
山頂から中腹にかけて紅葉が盛りを迎えています。この数日後に初冠雪がありました。

北海道の初秋の気候(8月下旬から9月一杯)と服装と装備

北海道の夏の気候(7月下旬から8月中旬)

更新日:2014/09/15 

北海道の夏の乾いた空気は高原の様に爽やかです。日中は道南道央では30℃を越える日も珍しくなく、寒冷な道北道東でも25℃以上の夏日が多くなります。しかし気温は低くく2011年8月上旬、足寄町で31℃を記録した時、宗谷岬は16℃(天候は晴れ)でした。

北海道のツーリングシーズンは夏です。夏休みを利用して、毎年多くのライダーが渡道してきます。
日本の夏は湿度と気温が高くべと付く様な季節なのに比べて、北海道の夏はカラリとしていて過ごしやすい季節です。水墨画の様な濃淡の日本の世界から離れて、洋画の油絵の様な乾いたエキゾチックな世界に移った様にも感じられます。

寒暖の差の激しいのがこの季節の北海道の特徴の一つでしょう。
富良野盆地で連日30℃を越える真夏日が続いていても、富良野盆地から望める十勝岳の中腹にある吹上温泉と吹上温泉キャンプ場では、標高が高いために日の出前には10℃前後にまで気温が下がります。
1999年7月下旬、わたしの北海道ツーリングの時、北見市で36.5℃を路上温度計で確認した数日後、道北の音威子府村を土砂降りの中を通過したとき、道の駅音威子府の近くで見た路上温度計は12℃を指していました。

夏のツーリングの服装は最高気温を当然意識したものとなりますが、北海道ツーリングでは低い方の気温も意識して準備をしないと悲惨になります。

写真は2011/8/11の釧路湿原と阿寒岳です。
本州や四国、九州の夏に比べて湿度の低い北海道の夏は、空気が透き通っています。

北海道の夏の気候(7月下旬から8月中旬)

北海道の春の気候(3月、4月、5月)と服装と装備

更新日:2014/09/15 

北海道の春は本州よりも遅く来ますが、特に寒冷な気候の道北地方、道東地方は春の訪れは遅く、桜の花が咲くのが5月中旬です。3月は冬、4月も寒波が来ると冬に逆戻り、5月でようやく春らしくなるのが北海道です。この季節のツーリングには冬期の装備が必要でしょう。

3月中旬までは、街中の車道や歩道には雪が残っていて、年によっては4月に入っても数日大雪が降って数十センチの積雪となる事もあります。

街中や平野や盆地の標高の低いところの雪は3月いっぱいでおおよそ融けますが、標高の高い峠などでは4月中旬まで路肩に雪が残っています。峠の朝夕はもちろん氷点下で路面も凍ります。

5月下旬、桜の花が散りかけているときに20cmを越える積雪のある年もあります。
気温は低く、3月から4月にかけての1日の最低気温は大抵は氷点下です。5月に入っても早朝には氷点下にまで下がることも珍しくありません。

北海道の春の気候(3月、4月、5月)と服装と装備

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