2003/08/12 290 km 天候:曇りのち豪雨
標茶 鶴居 阿寒 足寄
故障
阿寒公園鶴居線を通り抜け国道241に出ると、エンジンが止まってしまった。止まり方が不自然だったが、エンジンをかけようとしてもセルが回らない。バッテリーが上がっている。
原因はジェネレータの発電量不足とすぐに分かるので、応急措置としてテールライトのスモールを付かないようにする。
DJEBEL XCのヘッドライトは常時点灯式だが、ジェネレーターの故障に備えてオン/オフ・スイッチを購入した時点で取り付けてあるので、スイッチをオフにするだけで済む。
阿寒湖
ジェネレーターが故障しても2000kmは走ることが出来るが、北海道でトラブルを抱えたままのツーリングは文字通りの命取りとなるので、ツーリングはここまでと断念する。
とりあえず、帰宅するためのフェリーの手配をしなくてはならないので電話のある阿寒湖へとむかう。
幸い翌日出航のフェリーの予約が取れたので、阿寒湖の観光をしながら出航までの予定を組み立てる。
この日は阿寒湖から林道を使って南下して行くつもりだったが、ほとんど交通量の無い林道が多いので、このルートはあきらめる。
交通量の多い道なら最悪、エンジンが止まっても助けを求められるので、そういったルートを選び直し、ルーティングをする。
喜登牛
国道241から足寄に入り、螺湾周辺の林道を探索した後、喜登牛山の山麓に広がる未舗装町道を取材する。
北斗1号幹線に入るといきなり豪雨。あわてて雨具を身につける。
北斗1号館線を抜け道道468に至ると雨はやむ、どうやら喜登牛だけの山頂付近に雨雲があるようだ。
といって、走らないわけにはいかないので、再び北斗1号館線を戻り、町道奥斗伏線から陸別へと抜ける。
豪雨
陸別から足寄へと戻る途中で、先ほどよりもさらに激しい雨となる。国道241を上士幌へと進んで行くが、前を走る車のテールライトも見えなくなってきた。
やむなく芽登でビバーク地を探し、ここで野営。
夜の天気予報では、このときの豪雨の雨量を「足寄、1時間35mm以上」「上士幌、1時間65mm以上」と放送していた。
鶴見峠
鶴居村の北側を通る国道274を走り、町道ルベシベ鶴居越線に向かうが、町道は通行止め。やむなく新幌呂林道から道道阿寒公園鶴居線にルートを切り替える。
新幌呂林道は台風の雨のために溝が深く掘られ大荒れ。
阿寒公園鶴居線はダートといっても道道なので交通量は多い。
乗用車やバイクと数台すれ違う。
台風の直後、整備も入っているようだ。