2004/08/02 388 km 天候:晴れ、一部曇り
八甲田山−小川原湖−尻屋崎−佐井−大間崎
三沢
上北の市街を突き抜け小河原湖畔へ。驚くほど水深の浅い湖で、数十メートルの桟橋の先端でも大人の腰の深さしか水深はない。小川原湖を周回して米軍基地の下をくぐり、太平洋側へ。
三沢市の北のはずれに旧会津藩の資料館を見つけた。道の駅と隣接した施設だが、残念ながら朝早すぎて開館までにはまだ数時間あった。
東通村
三沢市、六ヶ所村、東通村と太平洋側を通るR338の周りは原野や森林が殆どだ。木々は植林されたひばが多くもちろん原生林ではないが、殆ど人影を見かけない。
尻屋崎
尻屋崎は晴れることが少ない。今回も下北半島の太平洋側だけはやませの影響で気温が低く、雲がたれて込めている。雨が降っていないからか観光客が多く、寒立馬(かんだちめ)の周りに群がっていた。
灯台や付近の岩場、さらに尻屋崎の東回りルートなどを探索してからむつ市へと向かう。
むつ
尻屋崎を県道6をつかってむつ市へ。途中、斗南という字を見かける。明治初年頃に移り住んだ旧会津藩士は殆どが会津に戻ったと聞くが、幾人かはそのまま斗南に定住したとも聞いている。
むつ市を抜け大湊、川内、脇野沢へと進む。
仏ヶ浦
脇野沢からは山岳道路となる。深い下北の森林の中に分け入る。下北半島の斧の刃を通るR338のハイライトはなんと言っても仏ヶ浦。30分ほど急勾配の階段を下り登りしなくてはならないが、その価値は十分にある。
下にいるおばちゃんとおじいちゃんの元気がとても良い。
大間崎
仏ヶ浦から佐井、大間崎へ。佐井までは天候が回復していたが、大間に入ると気温が又下がり始める。岬は強風で僅かに雨も混じっている。野営場を利用しようと思っていたが、テントを張れそうになく、いつもの店で夕食を買いだした後、山の中にテントを設営する。
やませ
津軽平野は晴天、黒石から傘松峠を越え田代平にさしかかると、突然白い雲がわき上がり気温が急激に下がり始めた。
七戸までは防寒具を代わりのカッパを着て走る。七戸城を一周してから小川原湖へ。