ツーリングトーク バイク談義

オフロードバイクの整備とツーリングキャンプのノウハウ

室戸岬の北部の山道

四国・九州山岳道路ツーリング

室戸岬の北部の山道

2010/05/01 346 km 天候:晴れ
高知県

笹無池ヶ谷林道

室戸岬の北部の山道

高知県は林道の整備を取捨選択しているようだ。
新規開設工事を中止、ないし取りやめた林道がある一方で、舗装化を推し進めていたり、継続して開設工事を継続している林道がある。

笹無池ヶ谷林道の支線もその一つ。
最後に訪れたときから視線の距離が数キロ伸びていて、まだ工事を続行中だった。

竹屋敷林道

室戸岬の北部の山道

笹無池ヶ谷林道から竹屋敷へと抜ける林道があるのだが、長年通行止めとなっていた。理由は想像だが、峠のトンネルが素堀で落石の危険があるためだったからだと思う。
この年は通行止めではなく、トンネル内もなにか吹き付けられていて補強されていた。

以前通過したときは通なりに通れた林道だったのだが、トンネル工事と一緒に道を多少いじったらしく、一部に舗装区間ができた。ここを曲がるのが本線なのだがそれに気がつかずに直進してしまい、全く一不明の箇所に出てしまった。

このときに役立ったのがGAMINのGPS。国土地理院の1/25000の地図をインストールしてあるので林道もしっかりと掲載されている。GPSの地図を頼りに竹屋敷へ抜ける林道を走ることができた。

室戸岬の北にある林道

室戸岬の北部の山道

竹屋敷林道からなんかするとすぐに蛇谷林道に入れるのだが、蛇谷林道は工事で通行止め。やむなく北川村の市街まで走り、野川林道を使って装束峠までのぼる。

この峠から見る奈半利川はわたしのお気に入りの風景の一つ。四国に来たときには必ず訪れている。

大河ドラマで坂本竜馬が取り上げられているため、土佐勤王党の清岡氏を始め奈半利川で切られた二十三士が大きく取り上げられていた。

室戸岬の北部の林道群

室戸岬の北部の山道

野川林道と蛇谷林道が室戸岬の北部を縦断する代表的な林道だが、他にも多数の林道があるのがこのエリアの特徴。
うまくつないで走っても80km近いダートを走ることになる。

須川林道は途中に分岐があるのでピストンをして1度海岸線に降りてから分岐の林道を走る。その後は上杉林道の走行。ここでラリー競技の参加者の大集団とすれ違う。彼らのうちの何台かは競技に夢中のためキープレフトを忘れてしまい、あわや衝突という場面も少なくなかった。
対向車がわたしほどの技量がなければ事故が起きていたことと思う。

馬路村へ

室戸岬の北部の山道

室戸岬の北部の林道をすべて走り終えたあと、伊尾木から猿押林道を走り北上して馬路村へ向かう。
馬路村には行止だがいくつかのロングダートがあったが、すべて入り口にゲートがあり進入禁止となっていた。
理由は不明。

大木屋小石川林道

室戸岬の北部の山道

馬路村の行止の林道が全滅だったので、早々に大木屋小石川林道を走ることにした。さすがにこの林道は通行可能だった。
走行を終えるとまだ日没までには時間の余裕があったので、以前に新設工事を行っていて、作業員がいずれ通り抜けられる林道にしますよ、といっていた湯桶平井林道に入ってみた。

湯桶平井林道

室戸岬の北部の山道

湯桶平井林道は工事をストップしていて、整備も一切されていないように見えた。あちこちに落石がありオートバイでなければ通過できない状態。このままでは数年を待たずに廃道となってしまうだろう。
なぜ、新規開設を取りやめたかは不明。

このあと、海部川まで下り、昨日と同じ海部川の河原で野営。

  1. << 前のページへ
  2. 次のページへ >>

このエントリーをはてなブックマークに追加