佐渡金山の開発で有名な大久保長安の開削と言われる初期の中山道です。峠には一里塚が残されています。峠の西側は急勾配で、東側はなだらかです。
この街道沿いには3つの一里塚が残されています。江戸時代初期、慶長年間(1604年と推定されています)に作られた当時の面影が偲ばれます。
牛首峠の東側には小さな集落が幾つか有り、木曽地方に良くある形式の民家が残されています。広い床面積の総二階風の民家は、他の地方では見られません。