キャンプでは夜を過ごすLEDライトが必需品です。ベルトで頭に固定するヘッドライト型や懐中電灯型があり、ライトの灯りも白色LEDや白熱灯色LEDがあり、輝度を選択できる方があります。LEDライトの選び方の解説です。
日が暮れた後はライトが無いと水を飲むことも出来なくなります。常夜灯があるキャンプ場が増えていますが、キャンプ場全体を明るく照らすほど数は無いです。また、テントの中で本を読んだりするにも明かりがいります。夜のパンク修理にも役立ちます。
頭に固定するヘッドライト型は、両手が自由に使えるのでお薦めです。ヘッドライトなら食事もできるしテントの設営も出来ます。夜間のパンク修理には必須な道具です。
単三電池一本を使うライトが良いです。二本、三本と複数使うライトは選択肢から外します。
電池を収納する場所がライトと一体式のタイプがお薦めです。
写真のヘッドライトは単三電池三本使用するタイプですが、電池の収納場所が後頭部にあります。重量配分が良さそうに思えたのですが、実際に使って見ると重さを感じる、疲れるライトでした。
乾電池三本というのも使い勝手が悪いものでした。1本が使い勝手が良いです。
ヘッドライトや懐中電灯は電源を単三電池に統一すると良いです。
単三電池1本でも明るく電池寿命の長いLEDライトが多く流通しています。単四電池やボタン電池は電池寿命が短いことと、ツーリング中の入手が単三電池に比べて難しいのでお薦めはしません。
単三電池に電源を統一するのは、他の電子機器との互換性も考えてのことです。スマートフォンの充電用に単三電池を使ったり、GPSの電源にしたりするのに、電池を単三に統一しておけば、管理が楽になります。
LEDライトには幾つかタイプがありますが、超高輝度LEDと呼ばれる1つのLEDのライトが一番明るいです。
小さなLEDが3つ、4つLEDがついていて「明るい」とパッケージに書かれている製品もありますが、2つ以上のLEDで明るさをだしているライトは超高輝度LEDライトよりも暗い場合が多いですから、選択肢から外します。
写真のヘッドライトはどちらも超高輝度LED1つのタイプです。
上記の写真と同じヘッドライトですが、灯りの付き方が異なる点に注目して下さい。
1つタイプLEDは明るすぎるという欠点があります。
テントの中で本を読む時には、紙に光が反射して目が痛くなるほどです。
LEDライトには明るさを調整できる製品がありますので、それがお薦めです。
写真のLEDライトは上記の写真と同じモデルですが、超高輝度LEDが1つと高輝度LEDの複合型です。
本を読む時やテントの中にいる時はやや暗い高輝度LEDを使い、テントの外に出るときは明るい超高輝度LEDを使います。
LEDライトは球切れしにくいことが知られていますが、電子機器に属するので壊れる場合があります。
わたしの場合、ツーリング中にLEDライトが壊れて使えなくなったことが幾度か有って、そのときは旅先で新しいLEDライトを購入しました。
また、ライトそのものの故障では無いのですが、写真の様にヘッドライトを支えるヒンジが使用中に割れてしまい、使いにくくなったこともあります。このときはヒンジをガムテープで固定して使い続けました。
こうしたことが何度があったので、今はヘッドライト型のLEDライトと、懐中電灯型のLEDライトの2つをツーリングには所持して行きます。
お薦めのLEDライトは両手を自由に出来るヘッドライト型ですが、懐中電灯型でもバンダナで頭に巻いて固定することで、ヘッドライトとして使うことも出来ます。
懐中電灯型はヘッドライト型では出来ない様な使い方も出来るので、持っていれば重宝します。
例えば、テントの天井から吊して床を照らすことが出来ます。
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H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
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2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
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