天赦園(宇和島市)
- 投稿者:うーたん 愛媛県
- (投稿日:2004/05/08 / 更新日:2004/05/08)
天赦園は宇和島市街のやや南よりにあり、宇和島伊達家の二代当主宗利が造成しました。
宇和島藩は東北の雄、伊達政宗の長男が分家して出来た藩です。作家の司馬遼太郎さんはこの天赦園で「東」(漠然と東国という意味)を感じたそうですが、関東で生まれ育ったわたしには「東」を感じ取ることは出来ませんでした。
春雨亭(書室)
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2004/05/08
伊達春山が書を研鑽した春雨亭です。
白藤太鼓橋
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2004/05/08
白藤太鼓橋は初夏になると、白色の藤の花で満開になります。
潜渕館(茶室)
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2004/05/08
潜渕館(せんえんかん)は天赦園の中心に位置しています。
事前に申し出れば中で茶会を催すことも出来るそうです。
池(馬上少年過ぐ)
- 投稿者:うーたん
- 投稿日:2004/05/08
池です、特に名前はないそうです。
天赦園の中で最も印象的なのはこの池でした。
天赦園の名前の由来は伊達政宗の高名な漢詩の一節からとられています。
馬上少年過ぐ
世は平らかにして白髪多し
残躯天の赦す所
楽しまざるを是如何せん
の3節目からとられています。
(中:3節目の残躯の「躯」の文字が実際とは違いますが、汎用の漢字コードでは使用されていない文字のため、同じ意味を持つ類似の文字に置き換えてあります)