飯ごうで炊き込みご飯を作って見ましょう。材料は地鶏です。秋田や宮崎など各地で地鶏が手軽に手に入る様になりました。鶏肉と相性の良いゴボウで炊き込みご飯を作ります。あく抜きが必要なゴボウはキャンプには向かないと思っていましたが、実際はとても簡単です。ゴボウの強い風味をアウトドアで味わうといっそうの風情があります。
材料は1人分です。
鶏肉100g(角切り)。
米1合(飯ごうの中蓋の半分の量)。
ゴボウ(直径1cm長さ5cm)1本。
椎茸(中)1個。
しょう油100ccから200cc(好みで加減してください)。
水加減は米の1.7倍から1.8倍。
作り方
ゴボウの下ごしらえ。
直径1cmほどのゴボウを洗い、包丁の刃で皮をこそげ落とします。
長さを5cmで切ります。
包丁の刃で鉛筆を削る様にゴボウを切ります。
切ったゴボウのあくを抜くために水に30分ほど浸します。
飯ごうに入れた米を研いだら30分ほど水につけておきます。
鶏肉を1cmから2cm位の角切りにします。
生椎茸を薄切りに切ります(0.5cm厚ほど)。
しょう油を飯ごうに入れます。
鶏肉とゴボウと椎茸を米の上に置きます。
沸騰するまでは強火で、沸騰したら中弱火で煮ます。
チリチリという音がしたら火から下ろします。
3分から5分ほど蒸らす時間を取ります。逆さにする必要はありません。
蒸らし終えたら出来上がりです。
ゴボウのあく抜きは切った後に水に浸すだけです。浸す時間も30分ほどで、ご飯を水につけておく時間と同じです。
キャンプでは炊事の時間はすることが沢山あるので、ご飯とゴボウを水につけてから作業をするとよいです。
鶏肉の量と切り方
鶏肉は塊の方が安いので塊を利用しましたが、細切れでもかまいません。歯ごたえが残る様に1cmから2cmの大きさに切ります。米一合だと100gぐらいが適量のようですが、鶏肉の量は好みで増減してください。
生椎茸
野菜はゴボウだけでも良かったのですが、たまたま出汁をとる昆布を切らしてしまい生椎茸で代用しました。ゴボウの風味がたいへんに強いので椎茸の風味は分からないほどでした。干し椎茸と違って生椎茸はそれほど出汁が出ないので、もう少し多めに入れても味は変わらないでしょう。
水の量
普通のご飯を炊く時よりも水の量を少し多めにします。通常の水加減は米の1.5倍ですが、炊き込みご飯では1.7から1.8倍の水を入れてください。水が少ないとご飯に芯が残ります。芯が残った時は水を飯ごうの蓋を取って飯ごうの底が見える様にご飯をかき分けてから、200ccほどの水を注ぎます。再び弱火にかけます。チリチリという音がしたら火から下ろして滝加減を見ます。水は底に直接注いでください。ご飯の上から注ぐと底に達しないことがあります。
H.N.うーたん(Yuichi Mizunuma)
当サイトの執筆・撮影とシステムの製作等全てを行っています。林道への案内板やクライミングトークのWebMasterでもあります。使用バイクのジェベルXCは1997年型、2002年型と乗り継ぎ、三台目の2004年型のジェベルXCを売却して、現在はバイクツーリングには行っていません。、これまでのツーリングの総走行距離は約21万kmです。
×閉じる
2013年まで、春夏秋冬、北海道から九州沖縄まで、ツーリング・登山・サイクリング・パドリング(カヤック)をしています。年間のテント泊数は40泊から60泊程度、日帰りを含めると年間80日くらいはアウトドアにいました。
現在は東京都八王子市高尾に在住しています。オートバイから少し離れていて、主に登山とサイクリングを趣味にしています。
SNSのURL
facebook Yuichi Mizunuma
twitter Yuichi Mizunuma
×閉じる