ツーリングトーク バイク談義

オフロードバイクの整備とツーリングキャンプのノウハウ

バイク用プロテクター

バイク用プロテクター

プロテクターはジャケットやツナギの付属として身につけられるものと、外付けとして身につけるものがあります。ジャケット付属のプロテクターは付け忘れが無く、身につけていても違和感が無いのがメリットです。外付けのプロテクターはジャケットを問わずに身につけられるのがメリットです。プロテクターの紹介です。

転倒の実際

転倒の実際

写真は四国九州ツーリングで転倒したときのもの。
未舗装の林道で転倒する場合、舗装路ほどの速度は出ていませんが、転倒時の感覚で約30km/hから約50km/hくらいの範囲で転倒します。
50km/h前後で転倒するとかなりの衝撃があって、首は2、3日はむち打ち状態となって痛くて曲げられなくなり、衝撃で頭痛も起きます。

エルボーガード

エルボーガード

転倒時に肘を保護するプロテクターです。
写真の左側が外付け用、右側二つがゴールドウィンのジャケット用のプロテクターです。

ジャケット用プロテクター
ジャケット用プロテクターは、ジャケットの肘の内側のポケットに入れるだけで装着できます。ジャケットを着ればプロテクターも一緒に身につけられます。ジャケットのポケットの大きさの制約を受けることと、身につけても違和感の無い形状とするためか、実際に転倒するとかなりの痛みがあります。ただ、骨折や擦り傷等は起こりません。
選ぶときは、出来るだけクッション性が高く、保護範囲の広いものを選びます。
ジャケットを脱いで走るときは役立ちません。

外付け用プロテクター
外付け用のプロテクターは、比較的クッションが厚めのものが多く、写真のプロテクターを身につけて転倒しても、まず痛みを感じることはありません。
ジャケットの腕廻りのサイズと揃えると、腕にプロテクターを身につけてから、ジャケットを着ることも出来ます。
もちろん、ジャケットを脱いでTシャツで走るときも身につけられます。
デザインにイカツイものが多く、オフロードライダー専用のプロテクターと言った感じがします。

外付け用のプロテクターは1999年から使い続けていますが、転倒で肘を怪我したことはありません。

お薦めのエルボーガード
外付け、ジャケット用は問いません。
外側に樹脂製の硬質な部分があること。
クッションはジャケットに収まる限度に厚いこと。
肘から手にかけて、出来るだけ長く保護されていること。

ジャケットへの取り付け方

ジャケットへの取り付け方

ゴールドウィンのジャケットにプロテクターを付けているところです。
肘にポケットがあって、そこにプロテクターを入れるだけです。1分もかかりません。

ニーガード

ニーガード

転倒時に膝を保護するプロテクターです。
写真のニーガードは、脚に直接身につけ、その受けからパンツを身につけるタイプです。

転倒をすると、車体が脚に覆い被さってくるので、膝全体を保護するタイプの方が怪我をする確率はより少なくなります。

オフロードバイクで未舗装の林道を走る場合、フロントタイヤが石を跳ね上げて脚に当たることがあります。このため、膝下まで樹脂製のプロテクターが伸びているタイプがお薦めです。プロテクターの無い箇所に石が当たると、途方も無い痛みがあります。

このニーガードは2003年から使い続けていて、数十回の転倒をしていますが、今まで膝や脚を怪我したことはありません。

お薦めのニーガード
身につけて違和感の無いこと。
膝廻り、ふくらはぎ廻りに巻くベルトは、長さを適切に調整できること。
膝の皿だけで無く、左右も包み込む様に大きくプロテクターが広がっていること。
表面に硬質な樹脂が張られていること。
膝下まで保護されていること。

脊椎プロテクター代わりのリュックサック

脊椎プロテクター代わりのリュックサック

肘や膝は専用のプロテクターで守るとして、転倒で怖いのが脊椎の損傷です。
と言って、バイク用に売られている脊椎プロテクターはオフロード用と言うよりも、競技のモトクロス用が殆どなので、1日12時間、1ヶ月間のツーリングの様に、長期間身につけられる様には設計されていません。

そこで考えたのが厚めの生地で作られた小型のリュックサックを背負うことでした。かなり激しく背中を打ったこともあるのですが、今まで背中に怪我をしたことはありません。
写真のリュックサックは二代目で2003年から使い続けています。

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